おうちでラテン気分第1弾!ミステリー好きは必見の「チリトマト鍋」

朝晩の涼風に旅心をくすぐられる今月は、ちょっぴり海外気分、ラテンの国のレシピをお送りします。

今週はメキシコやアメリカ南部では定番のチリを使ったお鍋です。

ちなみに、縦に細長い南米の国「チリ」はChileというスペルで、唐辛子を意味するChili(もしくはChilli)とは関係ありませんでした。いきなりのどんでん返しです。

さて、料理としてのチリは、唐辛子と他のスパイスを混ぜたチリパウダーを使った煮込みが多いようです。

今回ご紹介するチリトマト鍋スープは、トマトの旨みに、ポーク・チキンのコクを加え、5種のスパイス&ハーブ(クミン・パプリカ・オレガノ・黒胡椒・赤唐辛子)を効かせてあります。

クミンが入っていてカレーとも通じそうですが、こちらはトマトが強め。

スパイスと具材の比率で、あら不思議、インドから太平洋を渡り、メキシコへ飛んで行ってしまうのでした。

日本の七味唐辛子が薬味のように使われるのに対して、チリパウダーは煮込むときの味付けに使われるというのも、地球って広いんですね。

さあ、お鍋の中のメキシコへ飛び込んでみましょ~。

作り方


材料(3~4人前)
■鶏もも肉(またはむね肉)・・・200~300g
■鶏だんご・・・200g
■キャベツ・・・1/4個 (約300g)
■玉ねぎ・・・1/2個 (約125g)
■エリンギ・・・1パック (約100g)
■チリトマト鍋スープ・・・1袋
※その他、牛豚合びき肉・手羽元・手羽先・ウインナー・ベーコン・トマト・じゃがいも・ピーマン等がおすすめです。

手順

  1. 鍋にスープを入れて火にかけ、沸騰したら肉を加えます。スープはよく振ってから鍋に入れてください。
  2. 再び沸騰したら、キャベツ・玉ねぎ・エリンギを入れ、具材が煮えたら出来上がりです。

おいしく食べるポイント:お好みでトルティーヤチップスやタバスコを加えてもおいしく召し上がりいただけます。

鍋あとは!チリトマチーズラーメン

もちろん、某有名カップ麺が大好きな方なら、気に入ってもらえること請け合いです!
作り方

  1. 鍋あとに、中華麺またはちゃんぽん麺(1玉)を入れ、中火にかけます。
    ※1 生麺を使用する場合は、かために下ゆでしてから入れてください。
    ※2 即席袋麺の麺を使用する場合は、水を200㎖(1カップ)加え、麺をほぐしながら約3分ほど煮てください。
  2. ひと煮立ちしたらとろけるチーズを適量(スライスチーズなら1枚)加え、蓋をして火を止め、1~2分蒸らしたら出来上がりです。

ミステリー好きな人なら気になる「チリ」


刑事コ○ンボが食事を注文するとき、メニューを見ながらいつも悩みに悩んだ挙げ句に「チリ」を注文するのを思い出した方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、調味料の達人ッ刑事コタンポが調査をしてみました。

あのチリは、どうもマメの入ったチリ、つまり「チリビーンズ(チリコンカン)」というものらしいことが分かりました。

そこで、ミステリー好きな人へ、刑事コタンポからのオススメ具材は、トマトとミックスビーンズの缶詰です!

ちょっと髪の毛ボサボサで「うちのかみさんがね」と言いながら、名刑事になりきってご賞味ください☆

この名刑事を知らなかった方は、このチリトマト鍋を囲みながら、是非、この新しい味とともにアメリカの名作刑事ドラマをお楽しみくださいっ。

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