湯豆腐は豆腐料理の中でも、冷やっこに並ぶ代表的な料理です。
だし汁であっためて、薬味などと一緒に食べるだけというシンプルな料理ですが、それゆえ奥が深~い料理です。
佐賀県の嬉野温泉では温泉を使って湯豆腐をつくっていて、名物として有名ですよね。温泉の成分で豆腐の表面が溶けてスープが白く濁り、とろとろな豆腐が楽しめるのが特徴です。
見た目にもリッチな感じがする料理です~。
自分へのご褒美に、温泉に行って、夕ご飯にまったり湯豆腐を食べたいわぁ。
でも、そんな時間はない!
そんな方は、お家で温泉湯豆腐のような「とろとろ湯豆腐」を食べて、ご飯だけでも温泉旅館気分を味わってみてはいかがでしょうか!
そんなわけで今回は「とろとろ湯豆腐」のレシピをご紹介します~。
☆作り方
材料と分量(1人分)
絹ごし豆腐・・・小パック1丁(150~200グラム)
とろとろ湯豆腐用だしの素・・・1袋
水・・・2カップ(400ml)
手順
- 豆腐は6等分に切ります。
- 鍋に水と本品を入れます。
※豆腐にスープがかぶる大きさの鍋をご用意ください。【目安:土鍋6号または片手鍋(直径約16cm)】 - 豆腐を加えて中火にかけ、(軽く煮立った状態で)煮込みます。10~15分が目安です。
※煮込み時間は豆腐の種類や切った大きさにより異なりますので、様子をみながら時間を調節してください。 - スープが白濁し豆腐の表面が溶け出したら出来上がりです。
※お好みで、ぽん酢やごまだれにつけてお召し上がりください。
【残ったスープで2度おいしい!】
残ったスープにご飯を加えて雑炊にしてもおいしくお召し上がりいただけます。
※スープは使い残さずに、その日のうちにお召し上がりください。
☆豆腐はぜいたくに使うのがポイント!
豆腐は保存があまり効かないので、ついいっぺんに使いたくなりますよね。
でもこの料理の場合は、少なめ(レシピ通り)に、つまり「ぜいたくに」使うのをおすすめします。
豆腐は煮ていると水がかなり出てきますよね。このため、豆腐を入れすぎるとスープの量が増えすぎてしまって、だしの味が薄くなってしまうのです。
また、あまりグツグツやると豆腐が崩れてしまうので、火加減を調節して、少し泡立つ程度で煮ると上手にできますよ。
これで家にいながら、温泉旅行気分を味わってみてください!