秋と言えば「食欲の秋」と言われるぐらい食べ物が美味しくなる季節ですね。
そんな秋によく食べられる魚といえば「さんま」です!
最近は食育なんて言葉をよく見かけますが、できればお子さんにも旬のものを食べてほしいですよね。またお肉よりお魚を食べさせたいという方も多いのでは?
でもお魚、特にさんまは苦手という子も結構いますよね?
さんまは「生臭い」&「ワタが苦い」ですし。
食べてくれないのでは……。
ふっふっふ。大丈夫です!
今回のレシピなら「生臭さ」と「ワタ」が苦手な子でも食べやすいおかずになります!
さんまを甘辛く煮ると食べやすくなるので、遠足や運動会のお弁当に入れてもいいと思いますよ!
ぜひ一度お試しあれ!
☆作り方
材料と分量(4人分)
さんま・・・3尾
しょうが(せん切り)・・・大ひとかけ分
梅干・・・中3~4個
すき焼わりした・・・大さじ5
酒・・・大さじ2
手順
1. さんまは頭を落とし、ワタ(内臓)を取り除き腹の中も流水できれいに洗い流し、4~5cmの長さのぶつ切りにします。
2. さんまが均等に並ぶ鍋に水2カップ・本品(すき焼わりした)・酒を入れ、煮立ったら、水気をふき取ったさんまを並べ、梅干・しょうがのせん切りを加えます。落とし蓋で弱めの中火にして、汁気が少し残る位まで煮詰めて出来上がりです。
※ワタの取り方
さんまのお腹をまな板に押し付けるようにたてます。そして、むなびれの後ろあたりに包丁を入れて、中骨を切るまで包丁を進めます(全部切らないでくださいね)。包丁はそのまま固定して、さんまの身のほうを後ろに引っ張ります。そうするとワタがズルーッと出てきてとることができます。
☆さんまは下ごしらえで食べやすく
さんまに限らず魚はたいてい生臭いですが、これらは下ごしらえで結構とることができます。
このレシピではワタを抜き、しょうがと梅干を入れることで生臭さを和らげています~。
他の方法ですと、一番簡単なのが「塩をふってしばらく置く」です。塩をふると浸透圧で水が出てきますが、この水と一緒に生臭さの原因となる成分も出ていってくれます。
あとは血も臭さの原因なので、きっちり洗い流したいですね。
ワタに関しては「ワタこそ美味しい」という方もいますから、焼く場合は取るか取らないかは好みです。ただ、煮物に関しては基本取りましょう。
☆旬とお弁当
ちなみにこのレシピ、しょうがや梅干しを入れていますので比較的日持ちしやすいと思います。この点でもお弁当向きです。
旬のものはやっぱり美味しいですから、それがお弁当に入っていると何だかウキウキしますよね。
お弁当で季節を感じられるのもまた「粋」じゃないですか!
また、盛り付けや食器などを少し工夫するだけで、子どもには大ウケしちゃうことがあります。
ちょっと失敗しても、見た目でフォローしてみてください!(笑)