家族が家で過ごす時間が増えた今年。
夕方5時、とある町、とある居間にて。
「今日の夜ご飯なにがいい?」
―― 「・・・え?」
「夜ご飯なに食べたい?」「あ、”何でもいい”は無しで」
――「えー(またか)・・・・・・ じゃあ、肉じゃが」
「え~。牛肉とかないよ」
――「じゃあ何でもいい」
「えぇぇぇぇぇぇ」
・・・冷蔵庫を開けると、肉は鶏のササミしかなかった。
(あ。これは、アレを試すチャンスかもしれない・・・!)
新登場のじゃが鍋スープ
それは、先日スーパーで見かけて、新製品とあったのでつい買ってしまった鍋スープだった。
曰く、
野菜本来のおいしさを充分に引き立たせるため、焦がしバターの風味に鶏がらスープ・ホタテの旨みを加え、フライドオニオンでコク深く仕上げた、野菜が主役の鍋スープです。
(うん、買って正解だったかも。簡単そうだし)
作り方
材料例(3-4人前)
じゃがいも…450g(3~4個)
キャベツ…1/4個(約300g)
人参…1/2本(約60g)
エリンギ…1パック(約100g)
ホールコーン…適量
豚薄切り肉…200g
野菜をいっぱい食べる鍋 じゃが鍋スープ…1袋
※その他のおすすめ材料
ほうれん草・里芋・さつまいも・えのき茸・しめじ・鶏肉等お好みの材料でお召し上がりください。
じゃがいもの下ごしらえ
皮をむき、4等分にします。耐熱皿に並べてふんわりとラップをし、レンジで加熱しておきます。(600W:約4分、500W:約5分)
※皿が熱くなりますのでご注意ください。※レンジの機種に合わせて加熱時間を調節してください。
手順
- スープを入れる
鍋にスープを入れて火にかけ、沸騰したら肉を加えます。
スープはよく振ってから鍋に入れてください。 - 具材を入れて煮る
再び沸騰したら、火を中火におとし、アクをとり、じゃがいも・キャベツ・人参・エリンギを入れます。火が通ったらコーンを加え、ひと煮立ちさせたら出来上がりです。
※コーンは水気がある場合は、水気をきってから入れてください。
鍋あとはコーンバターラーメン
- 鍋あとに中華麺またはちゃんぽん麺(1玉)を入れ、中火にかけます。(約3分)
※生麺を使用する場合は、かために下ゆでしてから入れてください。 - ひと煮立ちしたら火を止め、お好みできざみねぎ・きざみのりを加えてお召し上がりください。
コーン・バターを追加してもおいしくお召し上がりいただけます。
しっかり味でヘルシーな材料(冷蔵庫の残り物)でも大満足

夏の終わり、夕方5時、とある町のとある庭にて。
「ね、今日の晩ご飯さ、」
――「アレ」
「え?」
――「こないだ食べたアレ」
「もしかして”じゃが鍋”?」
――「うん」
「今それ言おうとしてたの!」
その日も、じゃが鍋スープに笑いの波紋が広がった。
【完】