気温が下がるシーズンには鍋料理が欠かせません。家族や仲間で火を囲んで同じ鍋をいただく時間はからだも心も温まります。最近ではさまざまな新しい鍋料理が登場していますが、いまではすっかり定番化したキムチ鍋はクセになるおいしさが人気のお鍋です。
キムチといえば辛いイメージがあり、小さなお子様や辛いものが苦手な人がいるご家庭ではなかなか食卓に登場する機会がないという場合もあるでしょう。
しかし最近では販売されているキムチの辛さもさまざまです。また、そのままキムチ鍋に使用できるたれやスープなども販売されています。
もちろん辛いものが好きな方は、キムチをたっぷり使って作るのも良いでしょう。もともと手軽に作れる鍋料理ですが、キムチ鍋のおいしさをさらに引き出す簡単レシピをご紹介します。
鍋料理には、細かなルールはありませんが、キムチ鍋にはキムチが欠かせません。基本はキムチと、豆腐、鶏肉や豚肉、またはウィンナー、えのき、ねぎなどの材料を用意しましょう。

鍋に水と材料を入れますが、キムチ鍋のスープなどを使うときは水は使いません。キムチからつくるときは、顆粒ダシと少量の砂糖を加えると良いでしょう。味見をしてみて、もう少しコクがほしいときはチューブのニンニクと味噌を加えるか、味噌ラーメンスープの素もおすすめです。
お子様や辛いものが苦手な方には、辛さがほとんどない鍋つゆが販売されていますので、これを使うと安心でしょう。辛いものが好きな方はお皿に取り分けてからキムチを加えて食べることもできます。
鍋料理に欠かせない白菜はキムチに入っているもので十分なので必要ありません。もちろん材料に加えても良いのですが、生の白菜の食感はキムチの食感に負けてしまうので、食べ残りがちになってしまうこともあります。
鍋の楽しみはしめにもあります。ごはんを入れて雑炊にするという方も多いですが、雑炊以上におすすめなしめはラーメンです。鍋用のラーメンならば、そのまま鍋に投入してもとろみが出たりすぐに伸びてしまったりせず、ゆっくり食べることができます。ボリュームがほしいときにはお餅を入れるのもおすすめです。